歯医者で働く、子どもを持つママ達のブログ

2026.04.23子どもの歯ぎしりは様子見でいい?受診の目安と家庭での見守り方

2026年04月23日

歯ぎしり

こんにちは!大阪市鶴見区にある、いちば歯科医院です。
この時期は、季節の変わり目で生活リズムが変わることもあり、「夜寝ているときに子どもがギリギリ歯ぎしりしていて心配…」というママさんからの相談をお受けすることがあります。「このまま様子見でいいの?」と不安になりますよね。今回は、ママ目線で知っておきたい歯ぎしりの見守り方と受診の目安を、わかりやすくお伝えします。

子どもの歯ぎしりってよくあるの?まずは知っておきたいこと

睡眠中の歯ぎしり

実は子どもの歯ぎしりって、そこまで珍しいものではありません。特に乳歯から永久歯に生え替わる時期にはよく見られます。これは噛み合わせを自分で調整しようとする自然な反応ともいわれていて、成長の一部として起こるケースも多いんです。
なので、「音がする=すぐに異常」というわけではありません。痛がったり、日中に困る様子がなければ、少し様子を見ても大丈夫なことも多いです。ただし、音がかなり大きい、毎晩続く、歯がすり減ってきている気がする…といった場合は、少し注意して見てあげたいポイントです。
ママとしてはつい「大丈夫かな?」と心配になりますが、「よくあること」と「気をつけたいサイン」を分けて考えることが大切です。

どうして歯ぎしりするの?子どもならではの理由新生活の子ども

子どもの歯ぎしりには、いくつかの理由が重なっていることが多いです。まず大きいのは、歯の生え替わり。歯並びや噛み合わせが一時的に不安定になることで、無意識に調整しようとして歯ぎしりが起こると考えられています。
また、意外と見落としがちなのがストレスや緊張です。新しいクラスや習い事、ちょっとした環境の変化でも、子どもにとっては大きな出来事ですよね。そういった日中の緊張が、寝ている間の歯ぎしりとして出ることもあります。
さらに、口呼吸のクセや寝る姿勢も影響することがあります。口が開いたままだとあごが安定しにくく、歯ぎしりにつながることもあるんです。
原因はひとつに絞れないことが多いので、「最近なにか変化あったかな?」と日常を振り返ってみるのもおすすめです。

どこまで様子見していい?受診の目安をチェック

男の子の成長

「様子見でいいのか、それとも歯医者さんに行くべきか」ここが一番悩みますよね。目安としてチェックしてほしいポイントがあります。
まず、歯のすり減りが目に見えてわかる場合。歯の先が平らになっていたり、しみるような様子があるときは注意が必要です。また、「朝起きたときにあごが痛い」「だるそう」といったサインも見逃せません。
さらに、歯ぎしりの音がかなり大きくて、家族が気になるレベルで続いている場合も、一度相談しておくと安心です。
ただ、すべてが治療になるわけではありません。経過観察で大丈夫なケースも多いので、「ちょっと気になるな」という段階で気軽に相談するのがおすすめです。ママの安心にもつながりますよ。

おうちでできる見守り方とちょっとした工夫

家族

おうちでできることとして大切なのは、「無理にやめさせようとしないこと」です。寝ている間のことなので、コントロールするのは難しいんですよね。
それよりも、リラックスできる環境づくりを意識してみてください。寝る前にゆったり過ごす時間をつくったり、スキンシップを増やしたりするのもおすすめです。「今日どうだった?」と少し話を聞いてあげるだけでも、気持ちが落ち着くことがあります。
また、口呼吸が気になる場合は、お部屋の湿度を整えたり、鼻づまりがないかチェックすることも大切です。
日中はしっかり噛んで食べる習慣も意識したいポイントです。よく噛むことであごの発達にもつながります。できることから少しずつ取り入れていきましょう。

心配しすぎないために知っておきたいこと

元気な子ども

歯ぎしりについては、「すぐ治療しないとダメ」「放っておくと大変なことになる」といった情報もありますが、実際にはそこまで心配しすぎなくていいケースも多いです。特に子どもは成長の途中なので、一時的なものとして自然に落ち着くこともあります。
ただし、「様子を見る」と「何もしない」は別です。気になるサインがある場合は放置せず、定期的にチェックしていくことが大切です。歯科検診を上手に活用することで、小さな変化にも早く気づけます。
ママとしては不安になることも多いと思いますが、一人で抱え込まず、気軽に相談できる場所を持っておくと安心です。

お子さまの歯ぎしりについて気になることがあれば、ぜひお気軽にご相談ください。いちば歯科医院では、ママの目線に寄り添いながら、お子さま一人ひとりに合ったアドバイスを行っています。一緒に無理のないケアを続けていきましょう。