歯医者で働く、子どもを持つママ達のブログ

2025.07.26歯医者が教える「泣かずに通いやすい」子どもへの声かけのコツ

2025年07月26日

大阪市鶴見区もすっかり夏らしい陽気ですね。
お子さんとの毎日、元気にお過ごしでしょうか?
今回は、「歯医者に行くのを怖がってしまう…」「泣いて診療室に入れない…」そんなお悩みをよくいただく保護者の方へ、お子さんが安心して通いやすくなる“声かけのコツ”をご紹介します。

「歯医者=怖いところ」になっていませんか?

小さなお子さんにとって、歯医者さんは音・匂い・雰囲気すべてが“初めて尽くし”の空間。
大人でも緊張する場所なので、子どもにとってはなおさらです。

当院でも、「前は平気だったのに、最近は泣くようになった」「口を開けてくれない」といった声をよく伺います。
でも実は、保護者の方のちょっとした声かけひとつで、歯医者さんへの印象は大きく変わるんです。

 

子どもが歯医者を怖がる理由って?

「痛いことされそう」「音が怖い」など、直接的な不安もありますが、以下のような影響もあります。

  • 過去の経験(痛み・抑えられたなど)

  • 周りの話(兄弟や友達の「怖かった」話)

  • 保護者の表情や声のトーン(不安が伝染します)

特に大人の「つい出てしまう言葉」には注意が必要です。
「痛くないと思うよ」や「泣いたらダメだよ」など、励ましているつもりが逆効果になることもあります。

 

泣かずに通いやすくなるための声かけのコツ

ここからは、実際に多くの保護者の方に効果があった“声かけ”をご紹介します!

1. 前向きな言葉で期待感を持たせる

×「痛くないから我慢しようね」
〇「お口の中をピカピカにしてもらおうね!」

“痛い”という言葉自体が恐怖心を呼び起こすので、否定形でも避けるのがポイントです。

2. ごほうびより「できたこと」を喜ぶ

×「泣かなかったらお菓子買ってあげる」
〇「すごいね!ちゃんと座れたね!」

できたことに対する肯定的な声かけは、お子さんの自信にもつながります。

3. あらかじめ説明しておく

「先生が優しくお口を見てくれるよ」
「虫歯がないか見るだけだよ」

受診前に簡単に内容を伝えるだけでも、お子さんの不安はグッと軽減されます。

4. 保護者自身もリラックス

「大丈夫、一緒にいるからね」
「終わったらいっぱい褒めてあげるね」

無理に泣き止ませようとするより、安心できる言葉をかけてあげるのが効果的です。

5. 診察の目的を伝える

「強い歯をつくって、好きなものいっぱい食べようね」

意味がわかると、子ども自身のモチベーションにもつながります。

 

気をつけたいポイント

  • 「痛くないよ!」と断言しない
     → もし痛みがあった時に「うそだった」と不信感に。

  • 「泣いたら注射だよ」「先生に怒られるよ」はNG
     → 脅しのような言葉はトラウマになる可能性も。

  • 無理に押さえつけない
     → 抵抗感が強くなり、通院自体が難しくなってしまいます。

当院では、できる限りお子さんのペースに合わせて、やさしく丁寧に対応しています。

 

「泣いても大丈夫」それがいちば歯科です

はじめての歯医者さんは、誰でもドキドキして当然です。
だからこそ、保護者の方の声かけが“安心のカギ”になるんですね。

いちば歯科医院では、お子さんがリラックスできる環境を整え、
笑顔で通っていただけるよう、スタッフ一同心がけています。

泣いてしまっても大丈夫。どんなお子さんも大歓迎です。
気になることがあれば、いつでもお気軽にご相談くださいね。